ライツミノルタCL 本物 ・ M-ROKKOR 40mm・90mmレンズ2本

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ドイツの古都、ウェッツラーに本拠地をおくエルンスト・ライツ社はおよそ100年前に現代の35mm判写真機の始祖となるウルライカを誕生させました。時代は流れ1953年には孤高の名機として神格化されたライカM3がデビューし、その後M2→M4→M5とシリーズ化したものの距離計連動式のレンジファインダーカメラである一連のライカM型は機能性やシステム性に勝る日本製一眼レフカメラの前に苦戦を強いられる事となり同社が息を吹き返すのは露出計を内蔵し使い易さを進化させた1984年のM6登場まで待たねばなりませんでした。企業としての成功を図る中でライツ社(ライカ)は新時代の小型カメラ製造を模索し、そのパートナー先として日本のミノルタを選んだのでした。この背景により1973年にミノルタとライツとの提携によって生まれたのがライツミノルタCL(コンセプトはConpact Leica)であったのです。CLは小さく軽いボディにM5譲りの露出計を備え、40/50/90mmの明るい視野枠は合焦フレーミングの楽しさをもたらします。また標準レンズはミノルタ製 M-ROKKOR 40mm F2及びライツ社製 M-ROKKOR 90mm F4が用意されますが40mmは日本のミノルタ製、90mmがドイツライツ社製となっています。またボディ本体も同仕様ながら日本国内向けはLEITZ minolta CLで海外市場向けはLEICA CLと表記が変わりますが生産台数はLEITZ minolta CLのほうが少ないとされています。今回の出品はミノルタ製で前記の40mm及び90mmのM-ROKKORレンズ2本、純正ラバーフード、レザーケース、ストラップが付属します。ボディ、ファインダー、レンズ共にキズ・スレ・チリの極めて少ない美品級である事を自信を持って申し添えます。また、ライカMマウントシステムを採用するゆえに新旧の本場ドイツ製ライカレンズや国産Mマウントレンズを使用しての比較対象も新たな楽しみとなり得るでしょう。更にM/L変換リングによって100年前のビンテージライカレンズが使えるのも深い趣味となりますね。長い間、大切に保管してきた1台です。ライツミノルタCL この機会に是非ご検討頂ければ嬉しく思います。

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